ヒナタノオト のディレクター稲垣早苗氏による企画展に桃子が出展します。
++++++++++++++++++++++
引き継がれ、進化をし、未来へとつながっていく。食と同じように、暮らしに生きる工藝品もそのひとつです。現在活躍中の6作家の作品と、「つながるバトン」をテーマにした工藝作家自らによる文章を響かせた展覧会『工藝のバトン』を開きます。
企画いただいたのは、東京日本橋で工藝ギャラリー「ヒナタノオト」を営む稲垣早苗さん。多くの工藝作家と交流がある稲垣さんが大切にしているのは「つなぐ」ということ。工藝というものづくりには、作り手の才だけではなく、受け継いできたものへのリスペクトと、次の世代への愛が必要だといいます。
また、茅乃舎発祥の地「御料理茅乃舎」は、現在も茅葺き屋根をはじめ、竈や籠づくり、もちろん食についても、先人の知恵と技を現代につなげて、皆さまにご提案しています。
稲垣さんと茅乃舎、双方の想いが一致し企画された本展。ぜひ工藝のバトンをつなぐ6名の作家の作品をお手にとってご覧いただき、皆さまのご家庭へ迎えていただけたら嬉しく思います。
■日時
2024年10月5日(土)、6日(日) 10:30〜17:00
※時間は状況により変更になる場合がございます
■場所
福岡県糟屋郡久山町猪野字櫛屋395-1
092-976-2112(直通)
■出展作家(順不同・敬称略)
大谷桃子(陶芸/滋賀県)
松塚裕子(陶芸/東京都 ※福岡県出身)
富井貴志(木工/新潟県)
下地康子(染織/神奈川県 ※沖縄県出身)
勢司恵美(竹細工/茨城県 ※大分県にて修行)
クロヌマタカトシ(彫刻/神奈川県)
会場では作品とともに、作家自らが筆をとった文章も展示しています。稲垣さんから出されたお題は「祖父母、両親、または師匠など、前の世代から受けとった印象的なエピソード」。 それぞれのエピソードの豊かさと磨かれた文章力に、稲垣さんは心の芯に明かりが灯ったような気持ちになり、目頭が熱くなったそうです。全文はぜひ会場でお読みいただけたらと思いますが、作家紹介を兼ねて、その一部をご紹介します。
Comments