大人も子供もみんな大好きなハンバーグ。
私にとっては小さい頃から慣れ親しんだ洋風家庭料理の一つですが、、、
いつ頃からこんなにポピュラーになったのでしょう?
以前、お義母さん(門司出身)と話していた時、
「大学受験のために汽車で神戸に向かう途中、食堂車で生まれて初めてハンバーグを食べたの。
目玉焼きがのっていて、それはそれはお洒落で美味しくてびっくりしたわ!」と聞いて、
その当時(昭和30年代後半)は、それほど一般的じゃなかったのね、と少し驚きました。
「じゃあ、お義母さんの実家ではいつもどんなものを食べていたのですか?」と聞くと、
「フグとクジラ」(さすが門司!)という答えが...それはそれでびっくりです(笑)
都会へ旅立つ道中、夢中でハンバーグを頬張っている若かりし日のお義母さんを想像すると何だか嬉しくなります。
私と親世代の年齢差は25年ほど。
それくらいの時間が経てば、日々のご飯の内容も大きく変わるということですね。
それでもやっぱりハンバーグはずっと人気なはず。
だって、材料を混ぜて丸めてフライパンで焼いてソースをからめるだけで、こんなに美味しいし。
もしかしたら、どんどん進化を遂げて、想像もつかないすごいハンバーグが出現しているかもしれない?とか、空想するのも楽しいですね。
大人になった娘たちのハンバーグ、一緒に食べてみたいです。
<材料>(中ぐらいのサイズのハンバーグ6個分)
合挽きミンチ 600g
玉ねぎ 中1個(みじん切り)
溶き卵 1個分
パン粉 1カップ弱
牛乳 大さじ4
塩 小さじ1
胡椒 適量
ナツメグ お好みで(ちょっとおしゃれな味になります)
*(ソース)ケチャップ大さじ3+ウスターソース大さじ2+水大さじ2を混ぜておく
*(付け合わせ)ブロッコリー、人参など季節のゆで野菜、粉ふきいもを添えても美味しい
1.ボウルにパン粉と牛乳を合わせてふやかしておく。
2.1のボウルに下ごしらえしたその他に材料を全て入れ、まんべんなくこねる。
3.タネがまとまったら、6等分にわけ手にオイルをつけて(おにぎりの時に水をつけながら握る要領で)ハンバーグ型に丸める。
4.平鍋(浅)φ27cmを熱し、オイル大さじ1程度(分量外)をしき中火で表面に軽く焦げ目がつく程度に焼く。片面焼けたら裏返して反対側も同様に焼く。蓋をして中で火が通るまで蒸し焼きにする(全体で10分くらい)。
5. 火が通ったら、ハンバーグを取り出し、(気になれば)焦げをキッチンペーパーで軽く拭き取る。ソースを入れ肉汁とまぜる。ハンバーグを戻してソースを絡め、弱火で少し煮詰める。
野菜を彩りよく添えて、熱々をどうぞ。ご飯にもパンにも合います◎
Comments