コロナウィルスの流行が心配される中ではありましたが、行ってきました、台湾。
マスクの着用や、検温、消毒、などなど、ウィルス拡散予防をしながらも、
ゆるりゆるりと温かい時間が流れておりました。
迎えてくださった台湾の方々のサポートのおかげで、全てが印象深い時間でした。
訪れた人の多くが「何度でも行きたくなる」という台湾。
今回の旅でその意味が少しわかったような気がします。ありがとう、台湾!
<1日目 Day 1.>
関空からの飛行機は想像以上にガラガラ...先行きが少し不安になりつつ出発。
到着後、桃園空港からそのまま故宮博物院へ。こちらも予想通り観光客はまばら。
あっちもこっちも見晴らしが良い〜とこの辺りから開き直り始める。
いつもは黒山の人だかりの宋代の白磁コーナーも独り占め〜
それでも、その後向かった小籠包の人気店、鼎泰豐はやっぱり行列で、ちょっとホッとする。とりあえず小籠包で乾杯!
<2日目 Day 2.>
一夜明けて、こちらも大人気の観光スポット、九份へ。
が、やはり人はいません。自由なワンちゃん達と一緒にぶらぶら。
九份は元々は鉱山があるために開かれた山上の街。
山肌に張り付くように家屋が立ち、急な階段が隙間を縫うように家々を繋いでています。
いつもなら狭い路地裏にも観光客の姿があるようですが、今回はご覧の通り静かなもの。
絶景スポットもニャンコとワンコが和んでいるのみ。
その後、もう一足山奥に入った金山跡、金瓜石の黄金博物館へ。
お約束の重量220.30kgの金塊にも並ぶことなくタッチ(石鹸で手洗いは忘れずに!)
台北市内に戻って小慢茶房で一服。凍頂烏龍と東方美人が沁みる、、、とても平和な時間。
夜は桃子の展覧会を開いてくれる時食商行のオーナーである許さんご夫妻に台湾料理をご馳走になり、その後は夜市の人気店でデザートタイム。
ピーナツ豆花、白玉やあずきの入ったほんのり甘い麹のスープ、ピーナツパウダーとゴマの香りが香ばしいお餅。どれも本当に優しいお味。
<3日目 Day 3.>
たまにビーフンを作ってくれる哲也。でもなんとなくどれくらいの硬さで仕上げるのがいいのか曖昧で、本場のビーフンを食べて確認してみたい!ということで、薦めてもらったビーフンと魚のスープで人気の屋台で朝ビーフン。野菜とひき肉と一緒に少し歯ごたえの残る程度にサッと炒めたビーフンは、まさにシンプルイズベスト!香草がほんのり香る魚のスープは朝の体に優しく沁みわたりました。
朝食後はすぐ近くの最近注目のアートスポット、古い酒工場をリノベした華山1914創意文化園区を散歩。朝早かったので中に入って見ることはできなかったのですが、いずれゆっくり訪れてみたい場所です。
恒例の市場パトロール。
ピチピチの魚、いろいろな鶏肉、世間話をしながらピンセットで豚足の脱毛をするおばさん、真剣な眼差しで貝を選ぶおばさん、カラフルなお漬物、豊かな果物、いろんな姿のお豆腐やお揚げさん、てんこ盛りのお惣菜、いつだって市場はワンダーランド!
哲也、桃子、それぞれの展覧会もギャラリーの方々の尽力でつつがなくスタート。
在廊時には多くのお客様に足を運んでいただきました。本当にありがとうございました!
哲也の展覧会は小器藝廊 xiaoqi +gにて3/8まで開催しています。
桃子の展覧会は時食商行にて3/6まで開催しています。
詳細は各ギャラリーのサイトを参考にしてください。
<最終日 Last day>
最終日の朝は、大人気で入るのも難しいと聞いた阜杭豆漿へ。
いつも大行列だけど今は少し空いているかもしれないからチャンスかも、と薦めてもらいました。が、日曜日の7時半に辿り着いた時にはすでに建物の外まで長い列が...並ぶのが苦手な私たちですがせっかくなので行列に参加。大勢のスタッフがテキパキ手際よく注文をさばいていて思った以上に早く美味しい朝ごはんいありつけました。おぼろ豆腐のスープ(「鹹豆漿(シェンドウジャン)」というそうです)と大豆の甘さが沁みる豆乳、ふわふわのスクランブルエッグの入った香ばしい窯焼きパン、ちょっと不思議は揚げパンを挟んだパン、などなど、うちの近くにあったらいいのにな〜と夢見るくらい素敵な食堂でした。
その後は小器のオーナー、江さんが最近いい感じのスポットと教えてくれた迪化街へ。
古くから乾物などを商う店が軒を連ねる名物エリアだそうですが、最近はそんな昔ながらの商店の間に若者が始めたセンスのいいショップがちらりほらりと。今回は帰りの飛行機の時間を気にしながらの駆け足散策でしたが、次回はぜひゆっくり探検したいです。
週末だけの短いステイでしたが、忘れがたい時間を過ごすことができました。
お世話になった台湾の皆さん、ありがとうございました。また来ます!
Thank you so much for your warm hospitality, Taiwan!
We hope we can come back sometime soon, until then, so long...
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